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 令和元年11月21日(木)雲南市立寺領小学校にて、「みーもスクール」が行われました。

 「みーもスクール」とは、楽しみながら島根の森の現状や歴史を学ぶ学習に、食育を交えた授業を年に3回行っています。
 
 なかなか手入れの行き届かない竹林、人工林、雑木林をテーマに児童が興味を持って学べる環境づくりと食育を合わせて行うことで、楽しく森づくりの体験を学習してもらうことが目的です。
 
今回の授業のテーマは【雑木林】
寺領小学校の6年生の児童6名が、「雑木林」について学び、「飾り炭づくり」を楽しみました。
まず始めに、「島根県の森林と雑木林と人とのつながり」についての授業を受けました。

 講義では、昔の人にとって森は生活していくうえで欠かせない場所だったことや、木は伐ってもまた新しい芽が生えてきて、木の生まれ変わりをすることによって森の循環ができている事などを学びました。
雲南市は昔、炭焼きがとても盛んだったため、炭を作るために木を切ることで循環し、森と仲良くしてきたそうです。
 講義の後は「飾り炭づくり」に挑戦!
 モミジバフウ・松・どんぐり・ヒノキ・スギ・ツバキなどの木の実を金属の筒の入れ、火にかけ熱します。筒から色の薄い火が噴き出したら100数えて、冷やして飾り炭が完成となります。

 今回は、特別にテーダマツの大きなマツボックリも飾り炭にしました!
 それぞれの形状のまま上手に飾り炭が完成し、児童の皆さんは上手にできた飾り炭を先生やクラスメイトと見せ合っていましたよ♪

 児童の皆さんには、楽しみながら今回も雑木林と仲良く付き合う方法を学んでもらえたようです。