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令和元年11月22日(水)雲南市立寺領小学校にて、「みーもスクール」が開催されました。

「みーもスクール」とは、楽しみながら島根の森の現状や歴史を学ぶ学習に、食育を交えた授業を年に3回行っています。

なかなか手入れの行き届かない竹林、人工林、雑木林をテーマに児童が興味を持って学べる環境づくりと食育を合わせて行うことで、楽しく森づくりの体験を学習してもらうことが目的です。

今回の授業のテーマは【竹】
寺領小学校の5年生、計10名の児童が「竹」について学び、竹を使った【竹筒ご飯づくり】に挑戦!
 
まずはお米を炊く竹筒を作りから。慣れないナタ・ノコといった道具を使って、力を合せて作業をしました。
完成した竹筒にお米と水を入れ、炭火にかけて炊きあがるまで40分~1時間待ちます。
ご飯を炊いている間、『竹が増えすぎて大変』をテーマに講義を受けました。

竹が増えすぎると、他の植物が育たず、森も手入れをしないと元気がなくなってしまうことを学び、木や竹などの資源を楽しく使って、森や竹と仲良く生活する事の大切さを知ってもらいました。
そして、お待ちかねの試食タイム!
炊き立てのご飯を皆さんおいしそうに食べ、中にはおかわりする児童もいました。
手づくりの竹筒で炊いたご飯は、格別のおいしさだったようです♪
 
 
今年度の寺領小学校で行われる『みーもスクール』は、今回で最後の授業となります。
間伐・雑木林・竹と3回の授業を通して楽しみながら勉強することにより、身近にある地域の山について知ってもらう事ができたようです。この授業をきっかけに、今後も山の環境について考え、大切にしてくれるとうれしいですね。