深野川の生き物調査が行われました
令和元年9月17日(火)雲南市立田井小学校3.4年生の児童による、2回目の深野川の生き物調査が行われました。
深野川は、斐伊川水系の川でもあり、田井小学校のそばを流れる川で、今回は上流(吉田町曾木)、中流(おたまの滝付近)、下流(JA田井給油所跡地前深野川)の3箇所を調査しました。国土交通省出雲河川事務所の方を講師にむかえ、生き物のこと、川のこと、生き物の取り方などを教えて貰いながら、川に住む生き物を採取しましたよ。
川の底の石の下などにいる生き物を探し、
上流ではカワゲラ・ヨコエビ・ヘビトンボ。
中流ではヒラタドロムシ・カワニナ・タニガワカゲロウ。
下流ではヒラタドロムシ・コオニヤンマ・カワニナ・メダカ・チラカゲロウ・タニガワカゲロウ・ヒゲナガカワトビケラなどを見つけ採取しました!
透視度計では筒状の透明な管に川の水を入れて、100㎝下の水の底のあるしるしを上から覗くのですが、上流部では覗いた瞬間すぐにしるしが分かるほどの透明度で、中流・下流に行くにつれその透明度は下がり子供達もその違いに驚いていました。
とは言っても、調査の結果今回採取したのは、きれいな水・ややきれいな水に住む生き物たちで、深野川に流れる水はきれいな事がわかりました。
調査を終えて、「たくさん生き物が捕まえられてよかった」、「川がきれいになるようにゴミなどを捨てる人に注意したい」という感想を児童の皆さんから聞くことができ、水の大切さや生き物について学んでもらいました。