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平成31年1月30日(水)雲南市立田井小学校にて「みーもスクール」が開催されました。

「みーもスクール」とは、楽しみながら島根の森の現状や歴史を学ぶ学習に、食育を交えた授業を年に3回行っています。

なかなか手入れの行き届かない竹林、人工林、雑木林をテーマに児童が興味を持って学べる環境づくりと食育を合わせて行うことで、

楽しく森づくりの体験を学習してもらうことが目的です。

 

 

今回のテーマは【雑木林】

田井小学校の3.4年生6名の児童が『雑木林』について学び、シイタケ・ナメコの植菌と焼き芋体験に挑戦です!

 

雑木林についての講義では、実際に奥出雲町でシイタケを育てながら森林の手入れや農業を行っている方の活動が紹介されました。

昔の人にとって雑木林は生活していくうえで欠かせない場所だったことや、木は伐ってもまた新しい芽が生えてきて、

木の生まれ変わりをすることによって森の循環ができている事を学びました。

 

 

その後、シイタケ・ナメコの植菌体験では、穴を開けたクヌギの原木にシイタケ・ナメコの菌種をトンカチで打ちつけ、穴へ埋めていきます。

児童の皆さんは、20本ほどの原木に次々と植菌し、校庭の日陰へ運びました。

生えてくるのは早くて来年の秋頃からのようです。たくさんのシイタケとナメコが収穫できるといいですね。

 

 

校庭から戻ると、森の妖精『みーもくん』が教室に登場!

最後の授業ということで児童のみなさんに会いに来てくれたそうです。

そして、みーもくんと一緒に焼き芋の試食タイム!

ホクホクとおいしくできた焼き芋を美味しそうに頬張り、みーもくんともふれあって楽しい時間を過ごしました。

 

 

今年度の田井小学校で行われる『みーもスクール』は、今回で最後の授業となりました。

間伐・雑木林・竹と3回の授業を通して楽しみながら勉強することにより、身近にある地域の山について知ってもらう事ができたようです。

この授業をきっかけに、今後も山の環境について考え、大切にしてくれるとうれしいですね。

 

 

そして、平成30年度の『みーもスクール』はこれですべての講義が終了しました。

来年度も「みーもスクール」を開催し、身近にある自然について小学生の児童のみなさんに学んでもらう活動を行っていきたいと思います。

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