Event

令和5年3月11日(土)NPO法人さくらおろち主催による『大橋川改修工事見学ツアー』を行いました。
 
『大橋川改修工事見学ツアー』は、尾原ダム10周年記念の特別事業として、斐伊川の治水事業3点セットのうち、最後となる大橋川改修工事の進捗状況を斐伊川上流部の方に知ってもらうため開催したものです。
 
当日は天候にも恵まれ、雲南市・奥出雲町の住民13名の方が、「松江歴史館・ホーランエンヤ伝承館」で江戸時代の治水事業や神事などを観覧、「大橋川コミュニティセンター」で過去の水害と治水事業3点セットについて説明を受け、「矢田渡船」に乗船し、大橋川コミュニティセンター烏田氏の説明を聞きながら、剣先川・大橋川・宍道湖の順番に改修工事の進捗状況を確認しました。
 
以前、視察をしたことがあるという参加者からは「この前来た時には工事中だったが、今回の見学で完成後を見る事ができた」というお話も聞くことができました。
 
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
 
★斐伊川治水事業3点セットとは
斐伊川の上流部『尾原ダム・志津見ダムの建設』、中流部『斐伊川放水路と斐伊川本川の改修』、下流部『大橋川改修と中海・宍道湖の湖岸堤の整備』のことです。
斐伊川流域では何度も水害が発生し、昭和47年の豪雨では松江市や出雲市などが浸水、大きな被害を受けました。斐伊川流域の水害対策として、斐伊川治水事業3点セットがスタートし、現在は『大橋川改修と中海・宍道湖の湖岸堤の整備』として、川の拡幅や堤防建設などが最後の事業として現在進められています。