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令和4年9月5日(月)奥出雲町立布勢小学校にて、「みーもスクール」が開催されました。

 「みーもスクール」は、楽しみながら島根の森の現状や歴史を学ぶ学習に、食育や工作を交えた体験授業を年に3回行っています。
 
 布勢小学校の4年生の児童8名が、今回の授業のテーマである「竹」について学び【竹焼き米粉ケーキ作り】に挑戦しました!
 まずは、ナタやノコを使ってケーキを焼くための竹の型を作ります。児童もナタの刃をトンカチでトントン叩いて一緒に作業し、竹がきれいに割れると「わぁ~!」と歓声が上がりました。
その後はチームで協力してケーキの生地を作り、竹の型に流して無煙炭火器で焼き上げます。竹を火にかけると、竹とケーキのいい匂いが漂っていました。
 
 ケーキを焼いている間は講義の時間。
 児童たちは「里山と竹の話」を聞き、「島根県の森林」について学びましたよ。
 竹は1年経たないうちに大人になり、この25年で竹の量が5倍になっていて、このまま森に竹がどんどん増えると、木が育たなくなり、植物や動物が生きられなくなってしまうので、竹の粉にしてパンやクッキーにしたり、動物の餌や紙にならないかなど、竹の活用方法を考えている人がたくさんいることなど知りました。
 
 講義の後は、お楽しみ!!竹焼き米粉ケーキの試食タイム♪
 上手に焼き上がり、児童たちはおいしそうに頬張っていました!
 
 「竹が1年で大人になってしまうことや、増えてきていて困っていることなど知れて良かったです」「竹を型にしてケーキを作ると、良い香りで美味しかった」という感想を児童の皆さんから聞くことができ、新たな発見をするとともに「島根県の森林」について学んでもらいました。