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平成30年11月27日(火)奥出雲町立布勢小学校にて「みーもスクール」が開催されました。

 

「みーもスクール」とは、楽しみながら島根の森の現状や歴史を学ぶ学習に、食育を交えた授業を年に3回行っています。

なかなか手入れの行き届かない竹林、人工林、雑木林をテーマに児童が興味を持って学べる環境づくりと食育を合わせて行うことで、

楽しく森づくりの体験を学習してもらうことが目的です。


 

今回のテーマは【雑木林】

布勢小学校の4年生10名の児童が『雑木林』について学び、飾り炭作りを行いました。

 

講義では、昔の人にとって雑木林は生活していくうえで欠かせない場所だったことや、木は伐ってもまた新しい芽が生えてきて、

木の生まれ変わりをすることによって森の循環ができている事などを学びました。

以前、奥出雲町では雑木林を活用した炭焼きが盛んだった事や、炭焼きを行う事によってたくさんの人が豊かに暮らしていたという話を聞いて

児童の皆さんはとても驚いていましたよ。


 

講義の後は校庭に移動して飾り炭作り体験を行います。が、その前に森の妖精『みーもくん』が登場!

今回、最後の授業ということで会いに来てくれました!

児童の皆さんはみーもくんの突然の登場に驚いていましたが、ふれあいながら全員で記念撮影を行いましたよ♪


 

みーもくんとのふれあいの後は、いよいよ飾り炭作り体験!

モミジバフウ・松・どんぐり・ヒノキ・スギなどの木の実を金属の筒に入れ、焚き火にかけて熱します。

筒から出る煙が消え、色の薄い火が噴き出したら飾り炭が完成となります。

それぞれの形状のまま飾り炭が上手に完成し、児童の皆さんは誰が一番きれいに出来たか見せあいっこをしていました。

 

 

今年度の布勢小学校で行われる『みーもスクール』は今回で最後の授業となります。

間伐・雑木林・竹と3回の授業を通して楽しみながら勉強することにより、身近にある地域の山について知ってもらう事ができたようです。

この授業をきっかけに、今後も山の環境について考え、大切にしてくれるとうれしいですね。

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