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 令和元年12月12日(水)奥出雲町立布勢小学校にて、みーもスクールが行われました。

 「みーもスクール」とは、楽しみながら島根の森の現状や歴史を学ぶ学習に、食育を交えた授業を年に3回行っています。
なかなか手入れの行き届かない竹林、人工林、雑木林をテーマに児童が興味を持って学べる環境づくりと食育を合わせて行うことで、楽しく森づくりの体験を学習してもらうことが目的となっています。
 
今回の授業のテーマは【間伐】
布勢小学校の4年生、11名の児童は「人工林の間伐の大切さ」について学び、【間伐材の和紙づくり】を体験ました。
 
間伐材の和紙づくりでは、間伐した木の皮を使った和紙づくりに挑戦!
楽しそうに木槌で木の皮を叩き、ハサミで切って材料から手づくりです。
紙漉きの際には、真剣な顔つきに変わり、世界でひとつだけの和紙が完成しました♪
 授業では、島根県にはたくさんの人工林があり、間伐し手入れをされた健康な森と放置された森の違いを聞き、間伐をすることで森が元気になり皆さんの生活にも良い影響があることを学びました。
また、スギとヒノキの違いを、種・木の形・丸太の切リ口・樹皮で見分ける方法を知り、古くから出雲大社でも、スギやヒノキがたくさん使われていたことを知った児童の皆さんはとてもビックリしていましたよ!
 
児童の皆さんには、今回も楽しみながら、間伐の大切さを学んでもらえたようです。