Event

「さくらおろち通信」第50号を発行しました

島根県雲南市と奥出雲町にまたがる、尾原ダム・さくらおろち湖周辺地域の自然とそこに暮らす人の営みを元気なものにしていくNPOの情報発信紙です。


PDFのダウンロードはこちらから。


発行が遅れましたことお詫び致します。鋭意更新すべく精進いたします。

まずは先月の出来事レポート3本です。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++

七〇〇年の時を偲ぶ山城祭

  奥出雲町の要害山で5月31日、山城祭が催されました。三沢を開拓し治めた三沢氏の功績をたたえ、後世にまで長く顕彰するために、要害山三沢城跡保存会をはじめ地元の有志の方々によって執り行われてきております。
 祭りは、三沢池でのお水取り神事、みざわの館から山頂までの武者行列、そして要害山山頂では出陣の儀式である三献の儀、登山者の安全を祈る神事、そして直会。
 三沢氏が、承久の乱の戦功により、信州は伊那谷から遥々出雲の地へいらっしゃって、約700年。今年はその信州は飯島町から飯島家当主、副町長はじめ多くの来賓をお迎えしての式典でございました。

20150531-DSC08222
島根半島を一望する418・5mの山頂にあがった山城祭の武者行列。

 
+++++++++++++++++++++++++++++++++++

五〇〇〇年の
叡智を探る竹の焼畑実験

  縄文前期・約5000年前にまで遡るという説もある日本列島の焼き畑農耕。さくらおろちのプロジェクトのひとつ、奥出雲山村塾が島根大学生物資源科学部の学生有志と協同で取り組んでいる実験が、5月下旬から進んでいます。地球規模での気候変動、急激な人口減少、化石燃料資源のピーク問題、多様で複雑な環境課題に対する、解のひとつを、荒廃が進む下部里山で模索していきます。


20150614-18775620786_061e93bbc4_o02
尾原ダム近くで6月14日の火入れ地整備の模様。
兄弟ダムのある志津見では昭和35年頃まで、竹・笹・灌木を焼き蕎麦などの栽培後牛を放牧した伝承がある。


 
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
100年先の未来を川の生き物にきく!?

  6月19日、田井小学校の3〜4年生が、深野川の「生き物調査」にチャレンジしました。生き物の声は聞こえたでしょうか。さくらおろちでは、未来へつなぐ、川や水をめぐるさまざまな試みを始めています。
 さて、今回「見つかった生き物」のうち、「指標生物」を列挙します。
・トビケラ類
・ヒラタカゲロウ類
・タニガワカゲロウ類
・ブユ類
・カワニナ
・ヒラタドロムシ類
・ヒル類
 この回の調査の結果では、深野川のこのポイント(ケアポートよしだ前)は「親しめる水環境」だといえそうです。

tai20150619-1
▲知らなかった小さな生き物がたくさん!

+++++++++++++++++++++++++++++++++++
●今月のさくらおろち湖!6月末〜7月
+++++++++++++++++++++
++++++++++++++

▼6月27日(土)
講演会「奥出雲に眠る炎と歴史の夢〜焼き畑の可能性」
「竹の焼き畑」へ向けての講演会を、<焼き畑山村塾―竹の章―>主催で開きます。すでに火入れ地の伐採・整備が進んでいまして、経過報告と今後の課題などをも交えたものとなります。講師に元島根大学学長の北川泉教授。焼き畑のドキュメンタリー映画(椿山〜焼畑に生きる)の上映もあり。講演名にピンときた方、ぜひ足をお運びください。
https://www.shimane-ikiiki.jp/events/3259
◉時間:15時〜17時30分
 14時30分 開場
 15時00分 映画上映・グループ発表
 16時00分 講演
 17時30分 閉会
※18時より懇親会を予定しています。詳細はお問い合わせください。
◉場所
島根大学教養講義棟1号館102教室
◉申込み
申込不要ですが、参加をお知らせいただけると、資料や会場準備の都合上、大変助かります。
メッセージにてお名前・人数をお送りいただければと思います。
◉参加費無料
……活動の趣旨に賛同いただける方へ、NPO法人さくらおろちへの寄付金を島根社会貢献基金を使って募集します。ふるさと納税制度と同じような税控除があります。会場に用紙を用意しますが、こちらをご覧いただきお申込みいただければ幸いです。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 1980年代、北川泉教授が中心となった島根大学農学部地域開発研究会による森林の多目的利用技術に関する研究が行われ、農林畜複合経営の一角として焼畑生産体系の実証研究が仁多町(現奥出雲町)でなされてきた。しかしながら、仁多町での焼き畑による造林施業、赤かぶ栽培は2007年頃を最後にいま途絶えている。
 
 しかし、焼き畑にはまだまだ可能性がある。奥出雲町での歴史と実践・研究をもう一度ひもとき、さらに国内・海外での民俗学・生態学・森林資源科学の研究や知見を参照しながら、焼き畑山村塾ー竹の章ーでは、奥出雲で移動耕作(竹の焼き畑)を試行しようとしている。
 この講演会は、焼き畑をめぐる人々の困苦の歴史と叡智、そして今に生きる社会的意義とをひろく共有しようするものである。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
主催:焼き畑山村塾ー竹の章ー
協力:NPO法人さくらおろち
†島根大学COC事業(高齢化社会における豊かな農山村の創造に寄与する学際的研究)
◎お申込み・お問い合わせ
NPO法人さくらおろち 担当:面代(オモジロ)
TEL&FAX 0854-48-0729(平日9時〜5時)
休日夜間:080−6349−0900
メールフォームでのお申込、お問合せはこちらから。

▼7月4日(土)
「夏の畑で収穫体験〜親子で楽しむ!学ぶ!さくらおろち湖の自然」
さくらおろち湖の里山ボランティア、今年の第1回目です。テーマは「子どもたちの給食へ地域の野菜を!食の安全は地域の宝!」。
 
◉主なメニュー
・さくらおろち湖が見える場所で水源地域の食と農と環境のお話をききます
・新鮮野菜で人気の「ふるさと亭」でバイキングランチ
・槻屋ヒーリング農場で、野菜づくりのお話と収穫体験
◉参加費(昼食代含む)
大人ひとり 2000円
小学生以下ひとり 1000円
◉集合場所(集合場所からのバス移動は無料)
①島根県庁前(本庁舎殿町郵便局付近)7:50集合→8:00出発
②宍道ふるさと森林公園(学習展示館前))8:40集合→8:50出発
③道の駅おろちの里(観光案内コーナー、お手洗い隣)9:40集合→9:50出発
※自家用車でお越しの方は③への集合が便利です。
※送迎バスでの帰路はおよそ③15:20出発→②16:00出発→①16:30到着の予定です。
④道の駅たたらば壱番地(送迎に関してはご相談ください)
※広島バスセンター方面から高速バス利用でお越しの場合、往路はたたらば壱番地へ9時44分着。復路はたたらば壱番地16時53分発の便があります。
 
◉申込方法:このウェブの問合せフォームか、下記申込先までFAXかお電話にて参加希望日、住所、氏名、参加人数、連絡先、集合場所をお知らせ下さい。返信をもって受付完了とします。
◉申込締切:7月2日の17時まで
◉2015年度さくらおろち湖の里山ボランティア全6回
①7月4日(土)夏の畑で収穫体験
 〜子どもたちの給食へ地域の野菜を!食の安全は地域の宝!
②8月8日(土)山の仕事と自然体験
 〜子どもたちの植えた苗木を守ろう!
③9月5日(土)竹筒ごはんとおもちゃ
 〜竹との友情を取り戻そう!
④10月24日(土)ごみを拾い馬と遊ぶ
 〜歩いて守ろう!さくらおろちの美!
⑤11月21日(土)山の木を使う体験
 〜人工林と雑木林、今、必要なことは?
⑥12月5日(土)里山素材のリースづくり
 〜ジャパニーズデビルと言われる葛で里山リースを!
★雨天の場合でも屋内中心のメニューを用意して催行致します。
◉申し込み・問い合わせ先
NPO法人さくらおろち
tel&fax.0854−48−0729
 
▼7月5日(日)
「さくらおろち湖サイクルロードレース」
http://shimane-cf.com/road/race-2

▼7月26日(日)
「おろちの水を探せ〜尾原ダム・さくらおろち湖の真夏の水源学習ラリー」
https://www.facebook.com/events/636680043131592/
 
 
▼奥出雲山村塾〜竹山開拓・竹紙づくり
 毎週末に活動しています。ウェブのイベント欄でご確認ください。
1)6月7日(日)9:00〜16:00…火入れ地整備→済(7名参加)
2)6月13日(土)9:00〜16:00…火入れ地整備→済(7名参加)
3)6月14日(日)9:00〜16:00…火入れ地整備→済(15名参加)
4)6月20日(土)9:00〜16:00…火入れ地整備→済(6名参加)
5)6月21日(日)9:00〜16:00…火入れ地整備→済(13名参加)
★)6月27日(土)午後:島根大にて「焼き畑講演会」→済(35名参加)
6)6月28日(日)10:00〜16:00…火入れ地整備→済(5名参加)
7)7月4日(土)10:00〜16:00…火入れ地整備→済(12名参加)
8)7月5日(日)10:00〜16:00…火入れ地整備→済(10名参加)
9)7月11日(土)10:00〜16:00…火入れ地整備→受付中
10)7月12日(日)10:00〜16:00…火入れ地整備→受付中
 

●会員募集中
  私たち「NPO法人さくらおろち」は、尾原ダム周辺の自然環境や伝統文化や施設といった地域資源を活かし、様々なイベントや地域活動に取り組んでいます。 また、地域の方々とともに斐伊川水系の上流域を拠点とする団体として、積極的な情報発信を行い、流域圏における交流と絆づくりを進めているところです。
 尾原ダム・さくらおろち湖をとりまく地域を、そこに暮らす住民の方々が誇りに思い、下流域に暮らす人々とともに、長く愛しあえる関係を築くために、当法人の活動にご賛同いただき活動を支援していただける会員を募集しています。
正会員▽当法人の総会において議決権を持ちます/入会金1,000円・年会費 2,000円。
賛助会員▽活動を財政面から支えてくださる会員です/入会金1,000円・年会費1,000円。
※正会員特典としては、主催行事参加費10%オフ、イベント情報のご案内、さくらおろち通信の発送(希望者のみ)。

▼ご入会のお手続きについてはNPO法人さくらおろち事務局まで問い合わせください。
 また、こちらから入力もできます。
〒699—1342 雲南市木次町平田779—1
☎0854—48—0729


平成27年(2015年)6月22日発行   第50号
発行所:NPO法人さくらおろち
〒  699-1342
雲南市木次町平田779-1
☎0854—48—0729