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「さくらおろち通信」第47号を発行しました

島根県雲南市と奥出雲町にまたがる、尾原ダム・さくらおろち湖周辺地域の自然とそこに暮らす人の営みを元気なものにしていくNPOの情報発信紙です。


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都市から山村へのメッセージ

 春。山菜や筍が市にならびはじめる時節になりました。
 今年の春。山陰と山陽を結ぶ尾道松江線(中国やまなみ街道)が全線開通しました。山陽からも雲南・奥出雲にまたがるこの地へ、新たに足を運ばれる方がたくさんいらっしゃることでしょう。
 NPO法人さくらおろちは、都市農村交流に取り組んでいるところですが、今号では、最近の交流参加者の感想をば少しばかり紹介してみようと思います。


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とんどさんにて
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  尾原農村公園で1月11日に行われた『巨大とんどさんと山海の幸のおもてなし~2014さくらおろちの食べごと塾』にて。
 
 とんどさんは何十年ぶりかの体験でした。とてもなつかしかったです。火がこれからの1年を清め、竹のはじける音が元気を与えてくれたように思いました。ありがとうございました。(松江市・70代女性)
 とんどさんも餅つきも、実はこの歳になって初めて参加しました。火の勢いの暖かさ楽しさを感じました。カキのイノシシも美味しかったです。いろいろなものを持って行って焼いてみたかったです(松江市・60代女性)

 


 なつかしいという人、はじめて(とんどさんを)経験したけれど、人のあたたかさを感じてとてもよかったという人。それぞれに感じるものがあったようです。尾原でも平田でも湯村でも布勢でも三沢でも、とんどさんはまだまだなくてはならない行事です。中山間地ならではなのかもしれません。平野部では近年やめてしまうところも多いようです。失われていこうとするものを守っていくことの大切さを感じますね。
 
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里山ボランティアにて
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  さくらおろち湖自転車競技施設の広場で実施した9月20日の里山ボランティア『竹やぶを退治して竹と仲よくなろう』から。
 
 最初はいやいやだったが、やってみたらどの作業も楽しくてよかった。(松江市・10代男性)

 ……おじいちゃんに連れられてきた男の子の正直な感想に納得です。「食わず嫌い」をどうするか問題はまこと難しいもので、普遍化一般化できないものではありますが、「やってみる」「連れてくる」力強さは必要だと思いますよ。

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先祖から受け継いだ資源を…
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 最後に、1月25日に松江市市民活動支援センターで開催した「竹に驚く日」への感想から。
 
 日本人が自然の恵みを技で上手に加工し、生活に活かす文化を大切に受け継いできたのだと感心しました。ご存じのように地方の里山は荒れ放題と化しました。高齢化が追い打ちをかけ竹薮は陽がささないと足を踏み入れることさえ困難になっています。
…中略…
 私は定年退職を機にUターンして両親の介護生活を送っています。山の境界もわからない世代が大半となってきました。山には先祖から受け継いだ資源が眠っていますが、有効に利用することを知りません。今日の映画(タケヤネの里)を観て、足元にある資源を有効に利用するためにはどうしたらいいのか、又、そのためにはどう整備していけばいいのか、今年から考えながら学びながら行動に移していきたいと思いました。(松江市・67歳男性)

 ……元気と勇気をもらえた言葉です。近代以降の生活圏が拡大した世界に生きる私たちは、都市に住んでいても農村に暮らしていても、同じ山河の恵みを共有していますし、せざる得ません。立場も役割もそれぞれ多様多種なれど。
 協同体であり共働体であるというように、ともに歩むべく、NPO法人さくらおろちの活動は続きます。この春からもどうぞよろしくお願いいたします。

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●できごとより
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★3月15日(日)
晴天に恵まれたダム湖の郷ウォーキング大会

   地域自主組織「ダム湖の郷」主催で行われたウォーキング大会。春の訪れを感じさせる青空のもと、ボート競技施設を出発してさくらおろち湖をまわるコースを温泉地区の地元の方々が楽しまれました。

★3月7日(土)
尾原ダムの豪快な放流にたくさんの人出
  1年に1度行われる尾原ダム非常用水門の動作点検、正式名称は「クレストゲート点検放流」ですが、今年ははじめてこの時にあわせてダムを開放し、たくさんの人でにぎわいました。放流は毎秒15トン、4時間にわたるもので、落差約60メートルの迫力ある人口の滝が出現しました。ダム直下の広場ではテントが設営され、『地元特産品』や『猪汁』も販売され大好評でした。



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●4月の行事予定
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▼4月11日(土)~12日(日)
中国高校ボート選手権島根県予選

 …島根県高体連ボート競技部主催・さくらおろち湖ボート競技コース

▼4月12日(日)
島根県自転車競技選手権大会

 島根県自転車競技連盟主催・さくらおろち湖自転車競技コース

▼4月19日(日)
第3回さくらおろち湖ウォーク
  今年で第3回となりました春のさくらおろち湖を歩くウォーキング大会です。当日参加も受け付けています。
 コースは3つ。約21キロ、約13キロ、約6キロ。申込みは3月20日まで。午前9時30分スタートです。くわしくは要綱をご覧ください(道の駅おろちの里はじめ各所に置いてあります)。▼場所・さくらおろち湖ボート競技施設前▼参 加費……一般2000円、18歳未満1000円、小学生以下無料です。▼お問合せはさくらおろち湖ウォーク実行委員会事務局まで (sakuraorochiwalk★gmail.com)←★の箇所を@にかえてください。



▼4月19日(日)
第4回さくらおろち湖お花見レガッタ

  さくらおろち湖ウォークと同日開催です。申込み受付は3月13日で終了していますが、観戦はもちろんOK。雲南男子・雲南女子・一般男子・一般女子・シニ ア・ジュニアにわかれての市民レガッタです。主催は斐伊川さくら ボート協会。くわしくは開催要項をご覧ください。雲南市公式ウェブサイトからもダウンロードできます。

▼4月26日(日)
第3回さくらおろち湖トレイルラン

 風景、路面、自然の変化に富んだ里山地帯を走ります。24キロのロングコースと13キロのショートコースの2種類。こちらも申込みは3月10日で終了しています。主催はさくらおろち湖トレイルランニングレース実行委員会です。くわしくは要綱をご覧ください。こちらのページへ。

●会員募集中
  私たち「NPO法人さくらおろち」は、尾原ダム周辺の自然環境や伝統文化や施設といった地域資源を活かし、様々なイベントや地域活動に取り組んでいます。 また、地域の方々とともに斐伊川水系の上流域を拠点とする団体として、積極的な情報発信を行い、流域圏における交流と絆づくりを進めているところです。
 尾原ダム・さくらおろち湖をとりまく地域を、そこに暮らす住民の方々が誇りに思い、下流域に暮らす人々とともに、長く愛しあえる関係を築くために、当法人の活動にご賛同いただき活動を支援していただける会員を募集しています。
正会員▽当法人の総会において議決権を持ちます/入会金1,000円・年会費 2,000円。
賛助会員▽活動を財政面から支えてくださる会員です/入会金1,000円・年会費1,000円。
※正会員特典としては、主催行事参加費10%オフ、イベント情報のご案内、さくらおろち通信の発送(希望者のみ)。

▼ご入会のお手続きについてはNPO法人さくらおろち事務局まで問い合わせください。
 また、こちらから入力もできます。
〒699—1342 雲南市木次町平田779—1
☎0854—48—0729


平成27年(2015年)3月20日発行   第47号
発行所:NPO法人さくらおろち
〒  699-1342
雲南市木次町平田779-1
☎0854—48—0729