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「さくらおろち通信」第38号を発行しました

さくらおろち通信は、島根県雲南市と奥出雲町にまたがる、尾原ダム・さくらおろち湖周辺の、里山と自然とそこに暮らす人の営みを元気なものにしていくNPOの情報発信紙です。


PDFのダウンロードはこちらから。


し ま ね 田 舎 ツ ー リ ズ ム
県 民 フ ォ ー ラ ム in 雲 南



▲2日目のシンポジウム・基調講演より

 尾原地域づくり支援センターを会場に、しまね田舎ツーリズム県民フォーラムが、6月14日(土)〜15日(日)の2日間にわたって開催されました。しまね田舎ツーリズム協議会(島根県・ふるさと島根定住財団)の主催、雲南市の共催でした。
 1日目の現場をめぐる視察は3箇所。①食の力!…山里の宿〜食の杜、②歴史の力!…菅谷たたら山内〜若槻屋、③癒しの力!…ホースセラピー〜槻之屋ヒーリング〜みざわの館です。
 視察の報告会では雲南市から今後の取り組みについて、雲南市の田舎ツーリズムはまだ走りはじめたばかりだが、元来、雲南市には滞在型の観光がなく、コーディネーターをつけることで観光と田舎ツーリズムを結びつけることを進めるなど、「もう商売をたたもうかな」という声をたくさんきく商店街(例として吉田の)再生も振興していきたい旨のまとめがありました。
 基調講演は、長年にわたって遠野でグリーンツーリズムを育ててきた菊池新一さん。
 冒頭、「なぜやるのかが重要」と問いかけつつ、助成金が出るからやるんだなんて悠長なことをやっている場合じゃない、そんな手法じゃ農村の疲弊はどんどん進むのだと本音をぶつけられました。
 菊池さん曰く、平成7年、英仏に渡っての研修でグリーンツーリズムの本質を知ったと。
 農村の疲弊を救うために、まずお母さんを元気にするこず何が一番かと。それは、お母さんを元気にすること。そのためにお母さんが自由に使えるお金をと。それが、いまや産業としても成立しているヨーロッパ農村のグリーンツーリズムの原点、農家民泊・農家レストランなのだということです。
 講演は、「うまくいきはじめるとエージェントがせめてくる。どうするか」「都市の住民は体験するためにくるわけじゃない、≪体感≫そして≪感動≫を」「野菜の産直と同様、これからは旅の産直だ」……など、実践に直結したヒントが盛り沢山。3年先まで予約が埋まり、企業から1000人の研修を受け入れる遠野の実力と迫力と勇気をもらえた会でした。
 最後に、会場からの質問「雲南はほとんどが兼業農家だが農家のタイプは?」に答えて菊池さんはこうおっしゃいました。
「(民泊が)好きであれば、どんな農家だろうがまったく関係ない」。納得です!
 さて、さくらおろちでは農家民泊に興味のあるお母さんを募集中。さあ、下記までお電話を!
【NPO法人さくらおろち事務局 0854−48−0729】

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column 
「尾原ダムの歩き方」0円で頒布中

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 この小冊子、2009年に島根大学教育学部の作野教授(当時は准教授)が統括し、島根大学の学生が取材制作したものです。
 6月8日のポピー祭りでは飛ぶように「売れて」いきましたし、松江で出展する時にも人気です。 しかし!意外にもその存在すら知らない方も多く、誠に申し訳なく思ってのご案内。さくらおろち事務所までお越しいただければ、ご希望の方に何部でも差し上げます(部数に限りはありますが)。若い視点でとらえた「尾原のいいところ」が写真を中心にちりばめられています。記念に1部、あるいは都会に暮らすお孫さんにもいかがでしょう。
 このウェブ書店でも購読できます。
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●出来事から
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▼要害山山城祭▽5月25日(日)
 要害山すなわち三沢城趾は、出雲国人が築いたものとして山陰で最大のものと言われ、中世山城の代表的な遺構として名高い名跡です。
 そこで今年も山城祭があり、山頂の418・5mまで地元有志と三沢小学校の皆さんによって戦国武士の衣装を身にまとった「武者行列」(というより登頂)が披露されました。


▲三沢小学校の児童が再現した三献の儀

 登山口にある「みざわの館」ではお茶席などのふるまいもあり賑わいました。三沢の地を開拓しすぐれた治世によって侵入を抑止し平和を築いた三澤氏の功績を数百年後にしのび讃える…ここ三沢にしかないものが、五月の風とともに静かに流れているのを感じました。


▲みざわの館前の賑わい


▼飯南町の第23回ポピー祭りへ出展▽6月8日(日)
 尾原ダムの兄弟ともいうべき志津見ダムのそば、飯南町の東三瓶フラワーバレーでポピー祭りが開催され、さくらおろち湖周辺地域の紹介ブースを開設しました。



 メインテーマは「水」! 水源地域の水の飲みくらべをしました。みなさん、想像以上に「違い」がわかって、びっくりです。ちなみに奥出雲の延命水は男性好みという傾向がありました。
 水循環基本法も施行されますし、斐伊川流域全体で水資源への関心を深めてもらいたいですね!




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●7月の行事予定
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▼さくらおろち湖の里山ボランティア2014
(1)夏の畑へ行こう

 本年度もさくらおろち湖周辺にある里山環境の体験学習会を展開していきます。第1回目のテーマは「夏の畑」です。
▼開催日時・7月19日(土)10時〜15時▼定員25名▼場所…雲南市温泉地区(会場・集合場所は要問合)▼参加費1000円▼県庁前からの送迎バスあり(バス利用負担金1000円)。申し込み・お問合せはNPO法人さくらおろち事務局(☎0854—48—0729)
※イベント頁(Facebook)
https://www.facebook.com/events/641976419211651/




さくらおろち湖カヤック体験会
 しまねシーカヤックスクール主催の体験会でまったくの初心者OK。講習後、湖面を自由に漕ぎまわれます。
▼開催日時・7月27日(日)/
各回1時間…①11時②13時③14時30分▼各回定員10名▼参加料…一般2500円・中高大生2000円・小学生以下1500円▼お申込・お問合せはしまねシーカヤックスクール(☎0853—21—6175)またはNPO法人さくらおろちまで。

●会員募集中
  私たち「NPO法人さくらおろち」は、尾原ダム周辺の自然環境や伝統文化や施設といった地域資源を活かし、様々なイベントや地域活動に取り組んでいます。 また、地域の方々とともに斐伊川水系の上流域を拠点とする団体として、積極的な情報発信を行い、流域圏における交流と絆づくりを進めているところです。
 尾原ダム・さくらおろち湖をとりまく地域を、そこに暮らす住民の方々が誇りに思い、下流域に暮らす人々とともに、長く愛しあえる関係を築くために、当法人の活動にご賛同いただき活動を支援していただける会員を募集しています。
正会員▽当法人の総会において議決権を持ちます/入会金1,000円・年会費 2,000円。
賛助会員▽活動を財政面から支えてくださる会員です/入会金1,000円・年会費1,000円。
※正会員特典としては、主催行事参加費10%オフ、イベント情報のご案内、さくらおろち通信の発送(希望者のみ)。

▼ご入会のお手続きについてはNPO法人さくらおろち事務局まで問い合わせください。
 また、こちらから入力もできます。
〒699—1342 雲南市木次町平田779—1
☎0854—48—0729


平成26年(2014年)6月20日発行   第38号
発行所:NPO法人さくらおろち
〒  699-1342
雲南市木次町平田779-1
☎0854—48—0729