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「さくらおろち通信」第35号を発行しました

さくらおろち通信は、島根県雲南市と奥出雲町にまたがる、尾原ダム・さくらおろち湖周辺の、里山と自然とそこに暮らす人の営みを元気なものにしていくNPOの情報発信紙です。



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シンポジウムを開催しました

  尾原ダム・さくらおろち湖は地域の貴重な資源!
 その魅力を再発見する機会として、去る3月9日(日)、雲南市温泉交流センターでシンポジウムを開催しました。
 題して「さくらおろち湖シンポジウム2014」。
 NPO法人さくらおろちとさくらおろち田舎ツーリズム協議会の共催です。






●あなたが動けば地域が変わる!

  基調講演は、尾道市で地域プロデューサーとして活躍されている本東千恵さん。自分自身の体験をもとに個人が主体的に動くことで何ができるのか、地域がどうなるのかをイキイキと説かれました。自分が生まれ育った土地が嫌いな人はそうそうはいません。ただ、組織や仕組みづくりやビジョン策定といったことの中で、ともすれば忘れがちな、住んでる土地を愛する気持ち・それをもっと素直にダイレクトに声に出していこうじゃないかと、そう鼓舞されるような内容でした。
メモ:あなたが動けば?
    ↓
  ・発見できる
  ・知ってもらえる
  ・気付いてもらえる
  ・動いてもらえる


●横の結びつきをもっともっと!

 続いてのパネルディスカッションは「地域で活動されている人の情熱と努力に感動しました!」との声が寄せられるほどに充実したものでした。すべてをお伝えしたいのですが、参加者の声からの提言・表明を抜粋してお届けします。

☆森山尚さん(しまねシーカヤックスクール)
 昨年のさくらおろち湖祭りの前日、劇場型アウトドアイベントを開いた。ここには、湖があり山があり川がある、そしてヤマタノオロチ伝説がある。やったのは、さくらおろち湖宝地図をつくって勾玉8個探し。参加した子どもたちはものすごく興奮して目がキラキラし、翌日は「すごい冒険をした」ことに満足した姿があった。
 そこで、、自分がこれから取り組みたいこと。
 さくらおろち湖周辺でアウトドアアカデミーを開催したい!湖面、道路、野山をフルに使って2泊3日とか。
 ただ、楽しい反面危険な場面もある。まずは安心して観光資源を楽しむ努力をしたい。点で存在する食べ物、温泉を線として結びたい。

参考:しまねシーカヤックスクール

☆景山咲子さん(とんぼの会)
 とんぼの会は37名のアットホームな団体で、地域を活性化しようとこの指とまれ方式で集まったメンバーです。要害山にある「みざわの館」の指定管理を受けて、男性は日直・宿直(泊り客がある時)、女性7名はお客さんの食事などおもてなしをしている。
 たちあげのときには、どのようなおもてなしがいいのかであれこれと話し合ったが、最終的に「自分の家にお客さんを迎える時にどうするのか。それと同じようにやろう」ということで落ち着き、今に至っている。
 今後の取り組みについてはと言われれば、続けられるように、楽しみながらすること。私の場合であれば、玄関を特に大切に思っている。生け花や鉢植えを飾って迎えたい。それから、いらしていただいた方に絵手紙を送って礼状としているがこれを続けたい。
 さくらおろち湖周辺の施設や活動情報がわかる案内マップがあると、お互いに案内ができるのにと思う。

参考:みざわの館

☆岩崎恵子さん(トラベルクリエイト)
 ㈱バイタルリードにおいて、旅行企画部門「トラベルクリエイト」を立上げ活動している。今年2月3日に行った尾原ダム見学と出雲大社を結んだ企画は、国土交通省とタイアップして生まれた「どぼ旅」というネーミングの旅行。趣旨は、世界でも一流の土木技術を結集した尾原ダムであるが、「無駄な構造物は悪」が「土木は悪」という風評が生まれ貴重なインフラ整備に従事してきた技術者は肩身の狭い思いをしている。
 この技術者、家族、下流域住民をターゲットに「どぼ旅」を企画したところ応募者が殺到する反応があった。
 参加者には事前と事後にアンケート調査を行った。技術者本人と家族欄があり、工期に追われ毎日遅くまで仕事をしていた当時を振り返った人、また奥さんは母子家庭のような生活を余儀なくされた家庭環境などが記載されていた。ダム建設については、なかなか取り上げられることの少ない現場担当者の想いを汲み、この事業を企画実施して喜ばれた。
 今日は、この地域に何度も訪れていながら、はじめて知ることも多かった。今後、食と泊を大切にした取り組みを進めていく。

参考:トラベルクリエイト

☆石原晴代さん(布勢公民館):
 地域に関心を持たないと、住みたいという気持ちが湧きません。公民館で布勢っ子河太郎の活動を続けています。ミニたたら体験、一畑さんミニ登山、城山登り(山菜天ぷら)、星空観察というもの。このような活動が生きる力の原点。川の観察では、源流か河口までの川下り、オオサンショウオ観察会、八代川の水質調査をしています。
 ワカサギ釣りを体験した子どもがお腹に卵がいたとことに感動していました。この湖で新たな命の繋がりが生まれているのです。
 スポーツ競技で人が訪れるような場所にすることはもちろん大事なことですが、まず地元の地域の人が愛せる存在であってほしい。近しい存在として湖をめぐる散策道があるといいのではと思います。

参考:布勢公民館

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●お知らせ
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▼第3回さくらおろち湖お花見レガッタ開催
 5月11日(日)、斐伊川さくらボート協会主催によるレガッタ大会がさくらおろち湖ボートコースで開催されます。ボートに興味ある方であれば誰でも参加できます(ただし、初めてボート競技に参加される方は必ず練習をして参加のこと)。艇、オールは主催者が準備します。参加料や種目など詳細は雲南市ホームページをご覧ください。



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●4月の行事案内
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4月6日(日)
第2回さくらおろち湖ウォーク


 第2回となる今年は、地元特産物等が当たるお楽しみ抽選会もあります。コースは①さくらおろち湖1周コース(12㎞)と
②さくらおろち湖半周コース(8㎞)のふたつ。さくらおろち湖ボート競技施設を午前9時30分にスタートします。当日参加も受付けます。参加費は事前申込より500円増しで一般2000円、18歳未満1500円。
お問合せはNPO法人さくらおろち事務局まで(☎0854—48—0729)。

4月27日(日)
第2回さくらおろち湖トレイルラン大会
 さくらおろち湖ボート競技施設をスタートし山道を走るもので、24㎞のロングコースと13㎞のショートコースがあります。
 松江藩主が巡行した殿様街道の歴史、里山らしい変化に富んだ自然、そして田舎の温かさを体感できるコースをアスリート達が駆け抜けます。開会式は午前7時50分から。松江城鉄砲隊演武もあります。(エントリーの受付は終了しました)。


●会員募集中
  私たち「NPO法人さくらおろち」は、尾原ダム周辺の自然環境や伝統文化や施設といった地域資源を活かし、様々なイベントや地域活動に取り組んでいます。 また、地域の方々とともに斐伊川水系の上流域を拠点とする団体として、積極的な情報発信を行い、流域圏における交流と絆づくりを進めているところです。
 尾原ダム・さくらおろち湖をとりまく地域を、そこに暮らす住民の方々が誇りに思い、下流域に暮らす人々とともに、長く愛しあえる関係を築くために、当法人の活動にご賛同いただき活動を支援していただける会員を募集しています。
正会員▽当法人の総会において議決権を持ちます/入会金1,000円・年会費 2,000円。
賛助会員▽活動を財政面から支えてくださる会員です/入会金1,000円・年会費1,000円。
※正会員特典としては、主催行事参加費10%オフ、イベント情報のご案内、さくらおろち通信の発送(希望者のみ)。



▼ご入会のお手続きについてはNPO法人さくらおろち事務局まで問い合わせください。
 また、こちらから入力もできます。
〒699—1342 雲南市木次町平田779—1
☎0854—48—0729
E-mail
sakura-o@bs.kkm.ne.jp


【豆コラム】4月15日(火) 木次の峯寺では「峯寺の火祭り」と呼ばれる大護摩供養が行われます。法要は午前11時頃から。

【豆コラム】桜の季節となりました。雲南市さくら祭りの情報はこちらから。桜の美しい景観を追いかけて斐伊川をのぼっていくのもおすすめ。岩の清流に映える川手・大宝の斐伊川左岸、湯上がり散歩を楽しみたい湯村温泉周辺。里山里地に静かに咲くヤマザクラもよいものです。


平成25年(2013年)2月21日発行   第34号
発行所:NPO法人さくらおろち
〒  699-1342
雲南市木次町平田779-1
☎0854—48—0729